実家のゴミ屋敷化はどうすれば良い?片付け手順と業者費用も解説
実家がゴミ屋敷化した場合、どうすれば良いのか悩む方もいるでしょう。親に片付けを頼むのは簡単ではなく、精神的な負担も大きくなりがちです。しかし放置すれば、衛生面の悪化や近隣トラブル、火災など深刻な問題につながるおそれがあります。この記事では、実家のゴミ屋敷を片付ける手順から、業者に依頼する場合の費用相場まで詳しく解説します。
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実家がゴミ屋敷になったときの対処法
実家がゴミ屋敷になった場合、感情的にならず冷静な対応が重要です。
- ゴミ屋敷に住むことのリスクを伝える
- 親を説得して片付けの目標を決める
- 普段使っていない場所から片付けを始める
親が片付けやすくなるコツをご紹介します。
ゴミ屋敷に住むことのリスクを伝える
まずは、ゴミ屋敷で暮らすリスクを伝えることが重要です。例えば、ゴミにつまずいてケガをする危険や、火事のときに避難しづらいといった問題があります。実際の事例を交えて説明すると、親も納得しやすくなります。
親を説得して片付けの目標を決める
説得の際は否定的な言葉を避け、親の気持ちを尊重することが大切です。「安全な暮らしのために少しずつ片付けよう」といった前向きな提案が効果的です。引き出しの整理など小さな目標でも達成感があり、無理なく進められます。
普段使っていない場所から片付けを始める
心理的な抵抗を減らすため、普段使っていない部屋や物置などから片付けを始めましょう。思い入れの少ない場所は、生活スペースより処分のハードルが低く、作業を進めやすくなります。また、綺麗になった場所を見ることで、作業意欲が高まります。
実家のゴミ屋敷は業者に頼むのが安心な理由
ここでは業者に依頼するメリットを紹介します。
大量のゴミを一気に片付けてくれる
業者に依頼すれば、大量のゴミでも短期間で一気に片付けてもらえます。高齢者が住むゴミ屋敷の片付けは、想像以上に労力と時間がかかるものです。業者はゴミの分別・運び出し・処分をまとめて対応してくれるので、家族全員の負担が軽減できます。
室内清掃も頼めて快適に暮らせるようになる
業者による清掃は、快適な住環境を取り戻せる大きなメリットがあります。ゴミの撤去後に残る汚れや悪臭は、徹底した清掃でなければ完全に除去できません。多くの業者は消臭や除菌にも対応しており、作業後は安心して暮らせる清潔な空間が整います。
ゴミ屋敷片付けを依頼する場合の費用相場
片付け業者に依頼する前に、費用の目安を確認しておきましょう。
- 1R~1DK
- 1LDK~2LDK
- 3LDK~4LDK
間取りごとに詳しく解説します。
1R~1DK
1R~1DKのゴミ屋敷清掃は、約30,000円〜100,000円が相場です。比較的安価に済む傾向がありますが、ゴミの量や汚れ具合によって金額は大きく変動します。
1LDK~2LDK
1LDK~2LDKの場合、片付け費用の目安は100,000円〜250,000円程度です。部屋数が増えると多くの人員と作業時間が必要になり、料金が上がります。また、家電製品や粗大ゴミが多いと、別途処分費用がかかることもあるため注意が必要です。
3LDK~4LDK
3LDK~4LDKの広い住まいでは、片付け費用が200,000円〜400,000円ほどかかるのが一般的です。部屋数とゴミの量が多いことで、作業工程も複雑になります。長年放置され、悪臭・害虫対策が必要な場合は、さらに費用が上乗せされるケースもあります。
実家のゴミ屋敷片付けは専門業者に相談を
実家がゴミ屋敷になってしまったら、専門業者に相談することをおすすめします。安全性や健康面を考慮すると、プロの手を借りるのが最も確実で効率的です。家族でよく話し合い、費用やサービス内容を比較しながら、信頼できる業者を選びましょう。
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